ＴＳＳＣ（Ｔｅｃｈｎｉｃａｌ　Ｓｔｕｄｙ　Ｓｐｏｒｔｓ　Ｃｌｕｂ）

都合により、しばらくお休みします。  

クラブ・ワールドカップ決勝でバルセロナはエストゥダンデスを延長2-1で破り、優勝した。
クラブにカンテラ（下部組織）出身者の多いバルサは、イニエスタが腿の負傷によりベンチスタートとなったが、シャビ、メッシペドロ、ブスケツ、プジョル、ボージャン、バルデス等世界に誇るカンテラ組織を誇っている。
勿論、1年や2年で築き上げられるものではなく、長い時間やハード・ソフト両面の環境を整えなければならない。
その長く時間のかかる仕事をクラブとしてしっかり見つめ、育ててきた結果が、このような6冠（リーガ・エスパニョーラ、スペイン国王杯、UEFAチャンピオン・リーグ、スペイン・スーパーカップ、UEFAスーパー・カップ、クラブワールドカップ）達成という結果で現れた。
決勝点を奪ったメッシ・・・
つい最近バロンドールを受賞し、誰もが認める世界一のフットボーラー・・・
細かなステップから足にボールが吸いついてぃるようなドリブルから相手を抜いていく・・・
しかし、ドリブルだけしか出来ないのではない・・・
視野もしっかり持っているスーパーな選手だ!!
世界一と認められた選手が世界一を決める試合で決勝点を決めたのだ。
イニエスタが出場していれば、内容はもっと違っていたものだろう・・・
相手のタイミングを外す上手さ・・・
シャビとの絶妙なコンビからイブラヒモビッチへのスルーパスや突破など、中盤でアイディアの豊富な選手だ!!
シャビもイニエスタが不在のために出し切れなかった力!!
しかも、フラーニャがマークにつき、メッシとの関係を絶っていた。
イニエスタがいれば、メッシへもイニエスタへも注意をしなければならない。
カンテラ出身のペドロが値千金の同点ゴールを決め、延長戦に入る。
ペドロは重要な場面での得点が多い・・・
UEFAチャンピオン・リーグ、スーペル・コパ、UEFAスーパー・カップ、コパ・デル・レイそして今回のクラブ・ワールド・カップ!!
このようにカンテラ出身者が彼らを認め、出場機会を与えることによりのみ可能だ。
バルセロナの強さは、ただ単に強いだけというのでは無く、美しく強い・・・
やはり、バルセロナは世界一のクラブだ。
唯一つ残念に思えることはメキシコ人の主審だ・・・
アジアの国々のレフリーのレベルが高ければ、決勝は中南米や欧州ではなかっただろう。
  

前日練習で背中を痛め、ベンチ外のドログバ・・・
彼の代わりはカルー・・・
アネルカとのコンビはどうか？
前節、父親の見舞いのため欠場したデコがトップ下に入り、どのようにチームにフィットするか？
13失点中10失点がリ・スタートからの失点であり、克服できているのだろうか？
興味は尽きない首位チェルシー対最下位で3勝しかあげていないポーツマス戦・・・
雨中のスタンフォード・ブリッジでの一戦・・・
ポーツマスの監督は、以前チェルシーを率いていたアブラム・グラント監督。
前半の22分にアレックスの右サイドからの切込みからニアサイドに走りこんだアネルカが決め、先制する。
引いて守る、ポーツマス・・・
ゴール前はポーツマスの選手だらけ・・・
イングランド最大の弱点と言われているＧＫ・・・
ＧＫはイングランド代表のジェームスではなくズコビッチが入っている・・・
ズコビッチの活躍は素晴らしかった!!
後半の5分、ＦＫからポーツマスが得点をし、1-1の同点とする。
やはり、リ・スタートでの対策は立てているが、失点を防げなかった。
33分、イバノビッチの突進からウイルソンが足をかけ、ＰＫ・・・
このＰＫをマンＣ戦でのＰＫ失敗以来となるランパートが豪快に中央に蹴りこみ、勝ち越す。
ヨーロッパのサポーターはシュートに対して非常に褒め称える・・・
シュートを打つ意欲と勇気、決断をしっかりと認める。
このシュートに対する気持ちがストライカーを育てる源になっているのではないか。
チェルシーは2-1で最下位のポーツマスの挑戦を退け、首位を守った。
  

アグエロがベンチにも入らない、アトレチコ・マドリ・・・
怪我とのことだが本当はベンチにも入れないほどなのか？
現在13位と低迷しているチームをどのように感じているのだろう。
ビジャレアルも13位と低迷している。
しかも、アウエーでの戦いには勝てない。
この試合には中盤に攻守の要のマルコス・セナが入っている・・・
彼にかかる期待は大きい。
4-4-2のアトレチコ・マドリ・・・
しかも、アンカーにパウロ・アスンソンを置いたダイヤモンド型・・・
一方、ビジャレアルは4-2-3-1の布陣・・・
アンカーのサイドのスペースを試合開始直後からつき、優位に試合を進める。
アンカーとＣＢの間に遅咲きのダビド・フステルが上手く入り、ボールを受ける・・・
サイドのＤＦウイファルシとバレーラはサンティ・カソルラとカニをつかめようとするとスペースが出来てしまい、中に絞るとカプテビラやハビ・ベンタがオーバーラップしてくる。
攻撃に入った時のマルコス・セナをサポートするブルーノ・・・
しかし、両チーム共に守備に弱さを見せる・・・
マークが中途半端で軽いためゴール目へのプレーが多く出る。
先制点もレジェスからの1本のスルーパスからシモンが決めたが、マークが遅れていた。
同点弾はダビド・フステルが左サイドカクテビラからのクロスボールを決めた。
ロスタイムに入り、ロッシと交代出場したジョレンテが左サイド、エスクレドからのクロスボールを決めたもの。
サイドの守備に問題がある、アトレチコ・マドリ!!
攻撃をリードしたマルコス・セナ!!
ダイヤモンド型での両サイドの仕事がハッキリしていない感じのアトレチコ・マドリ!!
今一つの感じがする寮チームだが、これからの戦いを見て生きたい。
  

プレミア・リーグで現在7位と昨年の成績2位を考えると余りにもトップから離されすぎている、今の成績。
ベニテス監督は、4位以内（10～11シーズンのＣＬ出場圏内）には絶対に入る、と言っているが・・・
一体ナニがリバプールをこれまで苦労させているのか？
エースであり、得点源であるＦ・トーレスの1ｹ月にわたる離脱・・・
チームのキャプテンであり、中心選手であるスティーブン・ジェラードの不調・・・
リバプールのホーム、アン・フィールドでのアーセナル戦で両選手がそろって出場したこの試合でも、決して良いパフォーマンスを見せていたとは思えない。
ジェラードといえば、思い切りの良い豪快なプレーでゴール前に飛び込みシュートの狙い、大きな展開力と突進力が魅力な選手だが、今日の試合では何も出ないし、出せない。
まだまだ怪我の影響があるのか？
アーセナルもトップ選手の怪我で不在のチームに、1-2での敗戦は非常に痛いし、ショック!!
ジェラードだけの責任ではなく他の選手、ベナユンやルーカス、ジョンソン等もっと頑張って欲しい!!
ベニテス監督も交代を含め何かチグハグな感じがする。
今一度、足元を見つめ残りの試合を頑張って欲しい。
  

プレミア・リーグ16節スタンフォード・ブリッジでの対エバートン戦。
チェルシーはエース、ドログバが2得点、アネルカの1得点とホームで3-3の引き分けに終わった。
16試合で15得点とストライカーとしての存在感を十分に発揮している、ディディエ・ドログバ・・・
コートジボアールの31歳・・・
189ｃｍ、91ｋｇの堂々とした体格を持ち、闘争心溢れたプレーで好調チェルシーを引っ張る!!
多少のマークを恐れず、シュートチャンスには瞬間に相手ＤＦの前にでてシュートを放つ俊敏性と身体能力をも持ち合わせている。
時には闘争心があだになり、空回りもするが味方にしたらこれほど頼もしい選手はそういない。
世界一のクラブとして誰もが認めるバルセロナ・・・
バルセロナのエースストライカー、ズラタン・イブラヒモビッチと比べられる・・・
チームも個人も!!
08～09シーズンのチャンピオン・リーグはバルセロナが勝利したが・・・
09～10のチャンピオン・リーグはどちらが勝利するか・・・
二人のストライカーのどちらの活躍が勝るかが世界中の関心ごとだ。

  

試合開始前にメッシのバロンドールを祝う映像が流れた。
残念なことはメッシ本人が負傷のため、バルセロナ・ダービーに出場できないことだ。
バルセロナの良さはボールを失った瞬間の切り替えの早さ!!
中盤を省略し、トップに合わせる狙いのエスパニョール!!
中村はベンチスタート・・・
たぶんこのような戦い方をするのでは彼はあまり必要ではないだろう。
開始直後からファインセーブを見せる、カメニ!!
反応が早く素晴らしい身体能力を持っているが、最初のセーブで乗った!!
バルサの選手たちはカメニの好調を見て、必要以上にゴールのサイドを狙い、シュートミスを連発する。
38分、バルセロナにＰＫが与えられる・・・
このＰＫをイブラヒモビッチが蹴りこみ先制する!!
後半に入り、同じような展開を見せる。
結局ＰＫの1点止まりで試合終了。
73％のボールポゼッション率を数えたが奪った得点は1点のみ。
バルセロナは何故かトゥレ・ヤヤに代えブスケツを投入・・・
ポジショニングの適正を比べているようだ。
アフリカ・カップをにらんでいるようだ。
  

リーガ、第14節メスタージャで行われた2位レアル戦・・・
2位と3位の上位対決だ!!
立ち上がり最終ラインの浅さを付き、早めにトップのビジャに合わせる戦いをするバレンシア。
シルバの代わりにトップ下に入ったバネガを中心に中盤を優位に進める!!
20分過ぎ、次第に縦に入るボールにタイミングが合わせ始め、オフサイドとカバーリングでビジャの動きとボールへのプレスで縦への攻撃の芽を摘んでいく。
レアルもＣ・ロナウドとカカの欠場で突破の方法が今一つ見つからない・・・
カカのドリブルでの局面打開が無く、改めてカカの能力を再認識させられた。
前半終了間際にペペが競り合いから着地の際に膝を伸ばし、すぐに交代・・・
軽症であることを祈るのみ!!
後半に入り戦況は動く!!
9分、左サイドをドリブルで切り込み、中央にフリーのイグアインにあわせ、イグアインはヘディングシュートを決め、先制する。
しかし14分に左サイドのマテューのクロスボールをビジャがカシージャスと競り合いながらヘディングシュートを決め同点。
20分、バレンシアに疲れが出たのかプレーが軽くなり、マルセロに自由に「ドリブルをさせ、イグアインにスルーパスを出させてしまう。
イグアインはこのパスを難なく決め、2-1と突き放す。
33分に交代出場したホアキンが35分に同点とする強烈なシュートを決める。
ホアキンのシュートはカシージャスの足に当たり、ゴールインするほど強烈なシュートだった。
しかし、38分にガライがＦＫのボールをヘディングで勝ち越しを決めるシュートを決める。
バレンシアは再度同点とする力は残っていなかった。
結局、3-2で2位のレアルが勝利した。

  

ジュゼッペ・メアッツァで行われたチャンピオン・リーグ予選最終戦、インテルは落ち着いたプレーを見せ2-0と完勝し、グループ2位で決勝トーナメント進出を果たした。
インテルは2勝目をあげ、一時監督問題に終止符を打った。
一方ルビンはトップに長身のブハロフが不在で本来パサーのドミンゲスがトップに入る苦しい布陣でスタートする。
開始直後16分にサムエルが筋肉系の負傷により早くもコルドバと交代してしまう・・・
勢いづくルビンが押し込むが次第に冷静さを取り戻したインテルが指導権を握り、攻撃し始める。
31分左サイドをドリブルで翻弄するサネッティが切り込みバロテッリにパス・・・
バロテッリはこのボールをエトーにパス・・・
エトーは豪快に蹴りこみ、先制する!!
ルビンもドミンゲスのそばにギョクデニスを置き、早く、みじかなパスで攻めを作り、シュートまで持っていくが、シュートの枠外が多い!!
後半に入り、ルビンは、ドミンゲスとセマクの2トップにし、反撃を試みる。
ルビンが押し込むことにより出来たスペースを上手く使い、インテルがカウンターを上手く取る。
64分、バロテッリが見せる・・・
ＦＫを無回転で横にぶれる玉でこれを決める!!
19歳の悪童の持っている力の発揮を見せられる!!
全体的に冷静で落ち着いたインテルの戦い方は一味違った!!

  

チャンピオンリーグ、最終戦、ディナモ・キエフ対バルセロナの一戦は、バレリー・ロバノフスキー・ＳＴで行われ、先制点を奪ったディナモ・キエフだったがバルセロナの2得点により、最下位となり予選リーグ敗退が決まった。
試合開始時は0度という気候で始まった試合は、開始2分にヤレモレンコのドリブルをピケがファールを犯し、ＦＫ・・・
このＦＫをシェフチェンコがキック、ゴール前のミレフスキーが頭でさわりタイミングが狂ったバルデスの脇を抜け、先制する!!
ボールを回すバルセロナだが気候のせいかスリーピーなグランド状態のせいか今一つ合わず決定的場面を作り出せない。
そんな中33分にテンポが上がり左サイドを押しあがったアビダルにボールがで、アビダルはダイレクトで中央に走りこんだシャビにあわせたボールを流し、シャビは難なくこのボールを決め、同点として前半を終了!!
後半に入り、一方的にボールをポゼッションするバルセロナ・・・
しかし、得点を奪うことが出来ない!!
41分にメッシが右サイドからドリブルで中に切り込むとたまらずファール・・・
このＦＫをメッシ自身が直接決め、ついに勝ち越す!!
バルセロナのポゼッション率は78％と驚異的な数字・・・
選手間の距離が良く、受けるタイミングとコース取りが素晴らしい!!
しかもグランダーのパスが殆どのため敵がつめるとダイレクトではたかれ、離すと前を向かれる・・・
そのポゼッションサッカーの中にメッシの様なドリブラーが入ることにより個人も生き、チームも生きる!!
守備においても切り替えが早くボールにプレスをかける・・・
ファーストディフェンダーのチェイスと最終ラインの押し上げが早く、ラインを押し上げるために相手がオフサイドになるケースが多い。
パス＆ランと切り替え・・・
ベーシックなプレーをキチットこなす本当に良い見本のチーム!!
本当に素晴らしいチームだ!!
  

チャンピオン・リーグ最終予選、マルセイユ対レアル戦はスタッド・ベロドローム/マルセイユで行われ、3-1でレアルが予選を突破した。
マルセイユは勝ち抜くためには、3-0以上での勝利が必要であり、開始直後から前からチェイス＆チェックをかけ、レアルに迫った。
するとペペが接触でピッチ上に倒れ、不利な状況を冷静になるように時間を作る!!
ペペが時間を作ったおかげで冷静さを取り戻し、ボールを回し始める。
すると、5分に30ｍのＦＫを与えられＣ・ロナウドが直接これを決め、先制する!!
しかし11分に左サイドＤＦのタイオーがドリブルでセルヒオ・ラモスを抜き去りクロスボールをあげる・・・
このボールをブランドンがヘディングシュート・・・
アルビオルがかろうじて足に当てるとルチェ・ゴンザレスが蹴りこみ、同点!!
マルセイユの左サイドはタイオー、ニアングとスピードのある攻めが特徴でセルヒオ・ラモスも苦労している。
最大のピンチをむかえたマルセイユ・・・
ＣＫからＣ・ロナウドのヘディング、イグアインのシュート、ペペのシュート、最後はセルヒモ・ラモスのシュートがはずれる。
1-1のまま後半に入り、マルセイユの右サイドの攻撃が多くなる。
左サイドでは攻守に優位性を持っていたのに何故か右サイドからの攻め・・・
左ＣＫからアルビオルが勝ち越し点をあげる。
シセに代えコメを投入する。
ルチェからの縦に出たボールに対してニアングが走りこみ、カシージャスがニアングを引っ掛けＰＫ・・・
このＰＫをルチェが失敗・・・
結果的にこの失敗が大きくマルセイユにのしかかる!!
ＰＫを蹴る前に、ペペがキャプテンマークを要求し、さらに時間が長く伸びる・・・
時間が延びることにより色々な事を考えてしまい失敗した？？？
ペペの冷静で頭脳的な判断がＰＫを失敗させ、勝利につながった。
ニアングに代わりマチュウーが投入されたが、以後あまり活躍はしていない・・・
思い切ってモリエンテスを投入し、2トップにしても良かったのではないか？？？
モリエンテスを投入するときにはトップのブランドンと交代させている？？？
デシャンの考え方がハッキリ解らないが・・・
毎日選手を見て、判断を下したのだから間違いは無いだろうが・・・
  

8位のホーム、ビルバオ対4位のバレンシアの戦いは、サン・マメスで行われ、接戦の末バレンシアが2-1で逃げ切り、勝利した。
両チーム共に好調を維持し、素晴らしい戦いを期待する慮チームサポーター!!
しかし、バレンシアはシルバ、バネガが欠場でこの欠場の穴をどのように埋めるかが大きな問題の一つ。
立ち上がり右サイドのホアキンを有効に使い崩しにかかるバレンシア・・・
右サイドＤＦに入ったブルーノの攻め上がりがいまひとつタイミングが合わず、決定的に主導権を持った攻撃が出来ない。
次第にイーブンな戦いになっていく中でバレンシアのジョレンテが足の付け根を痛め、デ・マルコスと交代してしまう。
195ｃｍと大型のＣＷだが柔軟な足元の技術を持ち、バレンシアの攻撃の基点として機能している時ジョレンテを早々と失うことは大きなハンディーだ。
後半に入り、バレンシアは更にトップ下のスサレタが16歳のムニアインに交代・・・
ムニアインは素晴らしい可能性を秘めた選手で、他のクラブも感心を持っている若手有望選手だ!!
素晴らしいドリブルとコース取りは相手ＤＦを混乱に陥れる!!
そのムニアインが先制ゴールをあげる。
右からのクロスボールをマルチネスがシュート、こぼれたボールをＤＦの前に出てゴールを決める!!
2分後にビジャが同点シュートを決める・・・
ホアキンからエルナンデスへのパスを逆サイドのビジャにエルナンデスが通し、ビジャが逆サイドへゲットした。
30分コイキリが2枚目のカードで退場になり、バレンシアは数的優位に立つ!!
このままでは終わらないビルバオは猛烈な攻撃を仕掛ける。
34分にホアキンに代えジキッチを投入し、2トップに変更し、攻撃的布陣にする。
40分にビルバオにＰＫが与えられる・・・
マルティネスに対してナバーロが倒したとの判定・・・
このＰＫをロペスが失敗!!
万事休す!!
バレンシアは貴重なアウエーでの勝ち点3を積み重ねた。
  

マンチェスターＵは、現在最終ラインの選手がいない・・・
負傷者が多く、今日のメンバーも右にフレッチャー、ネビル、ブランウン、エブラの並びになった。
ファーディナント、ビディッチ、オシェイ、エバンス、ラワァエル等がベンチ外・・・
おまけにファン・デル・サールまでも・・・
唯一の幸運な事情はウエストハムのＦＷカールトン・コールが欠場ということだ。
そんな事情からかルーニーのワントップでスタート!!
さらに34分にＣＢに入ったネビルが足を痛めキャリックと交代してしまう。
そんな中前半ロスタイムに入り、スコールズが決め先制する!!
先制し、優位性を持って試合に臨み、数的優位を作る・・・
ギブスがドリブルで持ち上がり、ギブソンにパス・・・
このパスをギブソンが強烈なミドルシュートを決め、追加点を奪う!!
そしてギブソンとベルバトフの交代・・・
2トップにする。
ギブス、ルーニー、ベルバトフとつなぎ最後はバレンシアがゲット!!
最後はやはりルーニーがゴールを決める・・・
バレンシアからの右からの低く早いボールをゴールに押し込み、4-0とする。
終了間際にブラウンがピッチを離れ、マタもＤＦ人の1人が離脱する。
攻撃陣は安定した力を発揮したが守備陣が不安なマンチェスターＵ!!
  

カカ、ラサナ・ディアラを欠き中盤にやや不安を残すレアル・・・
攻撃で相手を切り崩すカカ!!
中盤での守りで幅広く相手の攻めの芽を摘むラサナ・ディアラ!!
この欠場がどう出るか？
試合開始直後から相手を押し込みシュートを打つ、レアル。
ウチェのワントップで早攻撃を考えているアルメリア。
Ｃ・ロナウドもシュートを狙うが相手ＧＫジェゴ・アウベスの正面を突く。
ゴール前でのプレーに一工夫が欲しいレアル・・・
ただ力任せに押し切るのではなくそこでのワンツーや背後への走り等が欲しい。
そんな中右サイドのＣ・ロナウドからのクロスボールをセルヒオ・ラモスがヘッドで決める。
前半はこの1点のみで後半へ!!
アルメリアがラインを押し上げ、人数をかけ攻めに入る。
クルザからの左クロスをソリアーノが決め、1-1
さらに、右ＣＫをウチェが決め、2-1とする。
ここでウーゴ・サンチェス監督が動く・・・
ＭＦソリアーノに代えＦＷゴイトムを投入・・・
リードしてのＭＦからＦＷへの交代・・・
ラインが下がればレアルに押し込まれる・・・
それを阻止するためにＦＷを投入!!
中々勇気のいる決断だが少し考えれば引いて守るか相手の攻撃人数を減らすかの決断だ。
レアルも動く・・・
ファン・デル・ファールトに代えベンゼマ入れ、3トップにする。
イグアインが同点とし、ＰＫをＣ・ロナウドが蹴り、つめたベンゼマがゲット、さらにＣ・ロナウドが4点目を決め、4-2でレアルの勝利!!
しかし、終了間際にＣ・ロナウドが2枚目のカードで退場・・・
相手を蹴ったのだ!!
全く無駄でいらないファールで次節出場停止!!
  

鹿島アントラーズは埼玉スタジアムで浦和レッズと対戦し、後半に興梠のダイビングヘッドで貴重な1点をもぎ取り，Ｊリーグ史上初の三連覇を成し遂げた。
前半、ホームのレッズは猛攻を仕掛ける・・・
その猛攻をアントラーズ守備陣が身体を張ってゴールを許さない・・・
小笠原を中心に我慢の時間をすごす!!
小笠原のチームにおける影響力はすごい!!
後半に入り、攻め疲れが出てきたレッズ・・・
次第に右サイドの内田がフリーになる状況が多くなる。
21分、内田からのクロスボールを頭から飛び込んだ興梠が見事にボールを捕らえ、ゲット!!
アントラーズが勝ち越す!!
レッズも選手交代で何とか主導権を握ろうとする。
高原、ポンテ、エスクデロを投入し、闘莉王のヘッドの強さを生かそうとする。
ロスタイムに入り、得点となってもおかしくない場面が出ましたが得点を奪うことが出来ず、レッズは破れ、アントラーズは三連覇!!
久しぶりに手に汗握る戦いを見た。
今シーズンは様々な思いが胸によみがえる・・・
クラブ史上ワーストの5連敗を更新し、首位から陥落。
しかし、結果的には三連覇!!
アントラーズの強さはクラブの姿勢・・・
ぶれない強化の方向性を持ってチームつくりにあたり、監督をコロコロ代えたりしない・・・
一貫した姿勢がチームを強くし安定した強さを発揮し、今日の三連覇に結びついた。
コンセプトを理解させ積み上げ、そのコンセプトをより磨き上げていく!!
強さを積み上げ、強いチームを作りあげていく。
チームを強くするのには1日では出来ないのですヨ!!
ぶれないクラブの姿勢!!
チーム強化のためのコンセプト!!
若い選手の育成!!
アントラーズ本当におめでとう!!
  

Ｗ-Ｃｕｐ一次予選の組合せが決定した。
日本はＥ組に入り、オランダ（3位）デンマーク（26位）カメルーン（11位）と同組に入り、2位以上を狙う。
6月14日にカメルーンと初戦を戦う。
オランダ
ファン・ベルシー（アーセナル）
細かで柔軟なボールタッチからのドリブルｙシュートは素晴らしい。
左足が利き足であるが右足でのシュートも多くなっており、精度も高い。
ロッペン（バイエルン・ミュンヘン）
100ｍを10秒台で走る、快速ドリブラー
左利きのプレーはサイドで十分に威力を発揮し、彼を止めるのは非常に困難な仕事だ。
スナイデル（インテル）
現在はインテルに所属しているがレアルでもゲームメーカーとして活躍をした経験を持つ。
正確なパスを繰り出すゲームの作りとミドルレンジからのシュートは脅威。
デンマーク
ベントナー（アーセナル）・・・
彼は怪我が多い選手だが若くまだまだ成長過程の選手でありトップに起用される選手だが、左右のサイドもこなし、193ｃｍと大柄だが組み立てにも顔を出す選手であり、時間が彼を大きく伸ばす。
ソーレンセン（ストーク・シティ）・・・
2002のＷ-Ｃｕｐでは和歌山で子供たちから機関車トーマスの名前で親しまれたＧＫ。
193ｃｍと上背があり、ハイボールには絶対の自信を持つ。
カメルーン
カメニ（エスパニョール）
ソング（アーセナル）
エトー（インテル）
瞬間的なスピードを生かした相手ＤＦへの背後への飛び出し、味方とのワンツーからの突破からのシュートは非常に脅威。
カメニ（エスパニョール）
反応の速さはリーガでも1.2を争う。
キックの正確さも持ち合わせており、乗せると怖い選手。
代表するような選手だけでも記載しましたが、Ｗ-Ｃｕｐとはその国が威信をかけ戦いを挑んでくる争いです。
岡田監督と日本代表選手は十二分に自分の力を出し切り、がんばってください。
  

チャンピオン・リーグ・インテル戦、クラシコと難しい試合を勝利でこなし、クラブ・ワールドカップ出場のた変則的に15節の試合をこなした、バルセロナ。
相手は最下位のヘレス・・・
バルセロナは主力を休ませ、大幅にスタメンを入れ替えてのスタート。
早く前でのチェックで奪ったボールを攻撃に結び付けようとするがミスパスが目立つ、ヘレス・・・
切り替えの速さでボールをつなぎ攻撃を仕掛けようとするがバイタルエリアに入れず、上手く使えない、バルセロナ・・・
両チームともに不満の残る前半を終了した。
後半に入り、開始1分、左からマクスウエルが走りこんだアンリの頭に合わせ先制!!
その後は左右のスペースを使い攻撃をする、ヘレスだが後1歩が合わず得点を奪えない。
このあたりがヘレスが上位に行けない理由か？
バルセロナはメッシ、イブラヒモビッチ、イニエスタと投入し、試合の主導権を持って戦うためにメンバーを入れ替える・・・
メッシのドリブルからのスルーパス・・・
イブラヒモビッチのパスからイニエスタのシュート・・・
決定的チャンスを作るが決めきれない!!
ロスタイムに入り、メッシのスルーパスからイブラヒモビッチが抜け出し追加点をあげる。
試合は2-0でバルセロナの勝利!!
1試合多いが2位のＲ・マドリとの勝ち点差は5と開いた。
激しい試合の後の笑顔・・・
サポーターもヘレスの頑張りに心から拍手をしている。
スポーツの持っているよさを感じさせるシーン!!
今後も人に感動を与えるような試合を期待したい。
  

212回目を迎えたマージサイド・ダービーは、過去エバートン65勝、リバプール82勝、64の引き分け・・・
212回目の試合はどちらが勝ち取るのか・・・
ダービーマッチとしてはプレミア・リーグで一番激しい戦いを繰り広げるという、試合!!
エバートンのホーム、グリーン・パークを舞台に12位のエバートン対6位のリバプールの戦い!!
Ｆ・トーレスを欠いてのリバプールはトップにヌゴクを起用し、その下にジェラードを置いた布陣。
エバートンは、ジョーのワントップにフェライン、ケーヒルと高さに強い選手を起用する。
立ち上がりから激しいプレスをかける両チーム・・・
特にエバートンは這いチェックからボールを奪い、リバプールの浅い最終ラインの背後を狙い、ジョーの競り合った後のセカンドボールを狙う!!
リバプールは葉ｙ区ボールを動かし、ゲームを作ろうとする。
先制点はリバプール・・・
11分、マスケラーノのロングシュートがヨボにあたりコースが変わりゴールイン!!
シュートのタイミング、スリッピーなグランド状態、グランダーでの強いシュートと素晴らしいシュートだった。
得点を奪った後、リバプールはやや消極的になりバックパスが多く、次第にリズムをなくしていった。
ＧＫまで帰ったボールをレイナが蹴り返すが相手選手がチェックをかけてくるためフィフティなボールを蹴るようになり、相手の勢いに押されていた。
後半、20分にジョーに代えサハを投入するがあまり変化は無い。
しかし、エバートンは勢い良くボールにチェックをかけてくる。
リバプールもヌゴクに代えベナユンを入れ、カイトがトップに入り、運動量を生かそうとする。
さらに、アウレリオに代えリエラを投入する。
右にベナユン、左にリエラ、トップにカイト。
30分にはカイトがジェラードに落としたボールを粘り、リエラにパス・・・
リエラは強烈なグランダーのシュートを打つとＧＫハワードがはじきつめたカイトが押し込み、追加点を上げる。
追加点の直前にエバートンのモイーズ監督がヤクブを交替出場させるために用意していたが突然やめたため、得点が生まれてしまった？
シュートのタイミングを逃す一瞬の決断、選手交代の一瞬の決断・・・
決断の大切さを思い知らされた試合でもあった!!
  

セリエＡ第14節、ジュゼッペ・メアッツァで行われたインテル対フィオレンティーナ戦・・・
ミリートがコモトから受けたファールで得たＰＫを彼自身が決め、最少得点での勝利を飾った。
試合開始直後から互いに攻撃的な試合展開を見せた・・・
インテルはマイコンとスナイデルを欠きながらも中盤をやや優位に進めた。
一方、フィオレンティーナもヨルゲンセンが右サイドから、左サイドはバルガスが崩し、中央のジラルディーノを生かす。
インテルはミリート、エトー、クアレスマがきわどいシュートを飛ばす。
後半に入り、フィオレンティーナは、セカンドボールを拾い始め攻めを厚くし、ゴールからゴールまでのシーンが見られる。
好調なクアレスマが負傷交代する。
マンシーニが入り、サイドチェンジからのボール増え攻撃に巾が出来る。
ムンタリに代えモッタが入る。
そんななｋでのＰＫ・・・
ミリートが冷静に決め、1-0とやっと得点を奪うことが出来る。
エトーもＧＫフレイと1対1となりながらシュートを外してしまう。
どしっっと構えたフレイに飲まれてしまった感じだ。
最少得点での勝利でインテルが勝ち、ユベントスは敗戦・・・
これでまた勝ち点は開いてしまった。
  

リーガ第12節、ビセンテ・カルデノンで行われたアトレチコ・マドリ対エスパニョール戦はアグエロの活躍で4-0と快勝した。
エスパニョールは途中から中村をボランチの位置に入れ、ゲームを組み立てようとさせたが、周囲とのコンビが合わなく試合を終わってしまった。
中村自身がサイドでのプレーより中でのプレーを望んでいたが、目だったプレーはほとんどなかった。
エスパニョールというチーム自身がポゼッションを中心としたサッカーを展開するのか、スペースを使ったサッカーを展開するのか中途半端なため、中村自身が余計に中途半端さを感じさせられてしまった。
一方、アトレチコ・マドリはキケ・フローレンス監督が言うように、内容よりも勝利を目指し、全員が一勝の重みを感じながら戦い、アグエロの活躍で4得点を奪い、快勝した。
今後、勢いを増す、アトレチコ・マドリ・・・
順位も上げてくることだろう!!